2012年2月24日金曜日

気仙沼大島の椿

2月22日(水)
気仙沼大島へ行きました。
お寺の中にある集会所に着くと、20人以上のおかあさんたちが集まってくださっていました。
いよいよ編物教室のスタート!



気仙沼大島といえば、「椿」が有名なのです。
この日は、椿のエコたわしを作りました。
テキストや毛糸、道具が渡されると、おかあさんたちはサクサクと編み始めます。
「コマ、コマ、長、中長です。」
「ここは何目拾えばいいの?」
など、編物に疎い私には、宇宙語としか思えない会話が展開されていきます。
ひとしきり、そんな会話が交わされていたかと思うと、急に静かになり、
みなさん、編むことに集中していました。



参加したおかあさん方は編物の経験が豊富なようで、とてもスムーズに進みました。
早く終わったおかあさんたちが、目ざとく見つけた、スタッフのヘアバンド兼ネックウォーマーの編み方を研究する姿も(笑)。



ほぼ全員のおかあさんたちが2時間ちょっとで椿を完成させました。
残りの毛糸でもう1個作れそうだということが分かると、「忘れないうちに作ろう」と言いながら、お帰りになったおかあさんもいました。
「次はいつ?」というおかあさんたちの声に、次回は3月5日にタコを作ることが決まりました。

終わった後は、お時間のあるおかあさんたちとお茶っこ飲み♪



自分の家になった柚子を氷砂糖で漬けたという自家製柚子茶をいただきました。



おかあさんたちが編物が上手なのは、若い頃に、機械編みや棒針、かぎ針と編物をひと通り経験されているからなんですね。
「昔は、よく編んで洋服を作ったけど、今は買った方が安いからね。」
という言葉に、子どもの頃は母親が洋服やらマフラーを作ってくれたことを思い出しました。
「1日中、韓流ドラマばっかり観てたけど、これがあったら、また楽しくなるわ。」
と言っていたおかあさんと、しばし韓流ドラマの話で盛り上がりました。
テキパキと片付けをするおかあさんたちをお手伝いしようと思いましたが、手際の良さに、何もお手伝いできないうちに、片付けが終わっていました(苦笑)。

気仙沼大島で、これからどんなエコたわしが生まれていくのか、とても楽しみです♪

櫛田


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